不動産ニュース / その他

2009/6/8

既存住宅の流通活性化をめざす「リノベーション住宅推進協議会」、7月2日に発足

「消費者に安心してリノベーション住宅を選んでいただけるようさまざまな活動を行なっていく」と話す山本卓也会長
「消費者に安心してリノベーション住宅を選んでいただけるようさまざまな活動を行なっていく」と話す山本卓也会長

 既存住宅の流通とリノベーションに携わる事業者による一般社団法人「リノベーション住宅推進協議会」が、7月2日に発足する。これに先立ち6月5日、入会検討者向けの説明会が開かれた。

 同協議会は、リノベーションに関する技術や品質の標準化、普及・浸透事業などを行なうことにより、既存住宅の流通活性化に寄与することを活動目的としている。優良なリノベーションの品質基準を定義。技術水準や品質の向上、普及・広報活動、情報の収集・提供などを行なっていく予定。

 なお、5日時点の入会内定企業は、正会員が(株)インテリックス、(株)リビタ、(株)ブルースタジオ、(株)アートアンドクラフト、(株)トータルエステート、山田建設(株)、(株)ライフデザイン、賛助会員が(株)リクルート、(株)ネクスト、(株)オールアバウト。会長には山本卓也氏(インテリックス代表取締役)、副会長には内山博文氏(リビタ常務取締役)がそれぞれ就任予定。

 説明会の席上、山本会長は「リノベーションに対する消費者の認知度は低く、また事業者によって定義に差があり、既存住宅の流通の大きな妨げになっている。消費者に安心してリノベーション住宅を選んでいただけるよう、品質基準を定め、普及活動を行なっていく。宅建業者だけではなく、建設業者、メーカー、金融機関など多くの企業に参加していただきたい」などと述べた。

 7月2日には発足式を開催する予定。初年度の会員は50社をめざす。問合せ先は、同協議会事務局(インテリックス内、TEL:03-5766-7070)まで。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。