不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/6/8

不動産事業売上高が30%減少/大和システム09年3月期決算

 大和システム(株)は5日、2009年3月期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~09年3月31日)の連結売上高は412億3,400万円(前年同期比▲14.9%)、営業損失75億3,300万円(前年同期:営業利益25億3,500万円)、経常損失86億4,300万円(同:経常利益65億5,800万円)、当期純損失140億9,000万円(同:当期純利益34億600万円)であった。
 また、たな卸資産評価損60億2,700万円を売上原価に計上。売上原価・販売費および一般管理費において退職給付にかかる数理計算上の差異5億7,100万円を一括償却したほか、原油スワップ評価損2億2,200万円を営業外費用に、固定資産およびリース資産の減損、投資有価証券の評価損、事業撤退損など31億5,100万円を特別損失として計上した。

 建築事業は、個人消費低迷によるテナント出店意欲の減退、建築資材価格の高騰など厳しい環境下だったものの、売上高147億2,900万円(前年同期比18.2%増)、営業利益6億1,100万円(同12.4%増)を確保。しかし、不動産事業は、マンション需要の減退、他社との厳しい価格競争により、売上高203億2,200万円(同▲30.1%)、営業損失70億1,200万円(前年同期:営業利益28億8,000万円)と落ち込んだ。
 
 次期は、連結売上高465億円、営業利益9億円、経常損失12億円、当期純損失14億3,000万円を見込んでいる。

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