不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/6/8

分譲マンション事業、年間3,000戸ベースに縮小し利益確保/穴吹工務店

 (株)穴吹工務店は、主力の分譲マンション事業の供給計画を見直す。供給ペースを従来の年間4,500戸ベースから、3,000戸ベースへと段階的に縮小。このほど、中期経営計画(09年3月期~12年3月期)も修正した。

 同社が主力とする地方圏の分譲マンション事業は「完成在庫や供給戸数が多く苦戦するエリアと、ほとんど供給がなく安定した売れ行きが見込めるエリアと二分している」(代表取締役社長CEO・穴吹英隆氏)ものの、08年末に完成在庫が1,500戸まで拡大したことを受け、利益が安定的に確保できるよう、事業規模を縮小するもの。

 エリアマーケティングを徹底。全国20ヵ所程度に戦略エリアを決め、用地取得を実施する。効率的な事業展開のため、7支社37支店10営業所を、2支社17支店16営業部に再編。固定費の削減を行ないながら、従来の全国供給体制を維持する。また、建築コストを20%削減したマンションの新工法「NEWサーパス」を順次投入していく。

 10年3月期のマンション供給予定戸数は3,900戸で、売上高1,160億円、経常利益21億円を見込んでいるが、12年3月期は供給予定戸数は3,200戸と縮小するものの、売上高942億円、経常利益43億円を確保する計画。

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