住友林業(株)は17日、同社が資材提供、技術支援を行なう、全国の地域優良建設会社328社(2009年3月末日時点)の会員からなるイノスグループが、シンプル設計をベースとしたイノスの家「simple tone(シンプルトーン) 五感で感じる家。」を発売する。
イノスグループでは、住宅購入者層において最大ボリュームを占めるとしている「若年こだわり層」を分析。結果、同層は、「いいものだから高い」、「価格が低い」だけでは購買行動に移ることはなく、自分自身が納得するものを求め、予算内に収まる事を重視する傾向にあることがわかったという。
それを踏まえ、「simple tone 五感で感じる家。」は、シンプル、かつコンパクトで効率的なプランニングを採用、プラスアルファの費用で自分らしいこだわりを実現できる仕様を採用。
「ジブンサイズ・シンプルトーン」をキーワードに、シンプルでありながらゆとりある空間と暮らしやすいプランニングを実現できるワンルーム設計の「スタイリッシュ・モダンな“マシカク”の家」と、不必要なムダを省いてコンパクトで自分らしい余裕を生み出せるプランニングの「コンパクトに建てて、“大きく”暮らす家」を提案。それぞれ基本4プラン用意した。
また、耐震性、耐久性などの長期優良住宅の認定基準を標準仕様でクリアしている。
販売初年度目標は100棟、販売地域は全国(北海道、沖縄除く)で、価格は1,332万円(建物本体、消費税込み)より。