大和ハウス工業(株)は、「JT仙台工場」(仙台市宮城野区)跡地において着工している戸建住宅地・商業施設の複合開発プロジェクト「せんだい 宮の杜」の概要を発表した。
「せんだい 宮の杜」は、JR「東仙台」駅徒歩12分、「陸前原ノ町」駅徒歩15分。JR「仙台」駅まで直線で3km圏内にあり、県道8号線にも出やすく、主要幹線道路にもアクセスしやすい場所となっている。
総開発面積約11.2haで、開発地の東側に戸建住宅街区、西側に店舗街区「フォレオせんだい 宮の杜」、北側に集合住宅街区(予定)を配している。
戸建住宅街区の敷地面積は3万776.76平方メートル、総区画数は142区画。近隣には公共施設をはじめ、教育施設、医療施設があり、生活利便性の良い立地となっている。戸建住宅地と商業施設の間には、まちの核となる公園を配置。また、まち全体にタウンセキュリティを導入し、販売する全戸建住宅で「長期優良住宅認定」「環境共生住宅の認定」を取得する予定。販売開始は2009年10月、建物竣工は10年2月を予定している。
一方、店舗街区「フォレオせんだい 宮の杜」は、鉄骨造平屋建て9棟、2階建て4棟、敷地面積4万2,281.43平方メートル、延床面積2万5,917平方メートル。
5街区32店舗を擁する複合型商業施設には、家電量販店の「ケーズデンキ」、食品スーパーの「ヨークベニマル」やドラッグストアの「カワチ薬品」などが入居する。
オープンは09年11月の予定で、来場者数は年間400万人、売上目標は年間100億円をめざす。