不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社のネットワークにおける2009年5月の首都圏賃貸物件市場動向を発表した。
同月の物件登録数は居住用が4万679件(前年同月比▲1.6%)と、前年同月比で36ヵ月連続のマイナス、事業用が4,810件(同▲0.5%)となり3ヵ月ぶりのマイナスとなった。
居住用物件の成約数は、1万5,943件(同2.4%増)。エリア別では、東京23区7,345件(同3.1%増)、東京都下1,181件(同5.2%増)、神奈川県4,617件(同▲10.3%)、埼玉県1,484件(同32.1%増)、千葉県1,312件(同25.3%増)。
埼玉県・東京都下でアパートが大幅に増えたほか、千葉県では新築物件が好調。また、東京23区では新築マンションを除き堅調な結果となった。
また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,600円(同▲3.3%)、アパートが2,060円(同▲0.5%)。1戸当たりの成約平均賃料はマンションが9万8,400円(同▲2.1%)、アパートが6万4,500円(同▲1.7%増)となった。