国土交通省は26日、建築物防災週間において実施した建築物に関する調査結果を公表した。
同調査は、民間建築物のアスベスト、既存建築物の窓ガラスの地震対策、外壁材や広告板の落下防止対策、大規模空間を持つ建築物の天井の崩落防止対策などについて、調査したもの。
それによると、民間建築物で露出してアスベストの吹付けがされている建築物は1万6,012棟、指導により対応済みの建築物は9,523棟、今後対応予定の建築物の数は1,110棟であった。
吹付けアスベストに関しては、吹付けが露出している建築物の所有者に対し、除去、封込め、囲込みといった対策の実施を指導するよう地方公共団体に要請する。
そのほかの調査結果および調査概要については、同省ホームページを参照のこと。