不動産ニュース / 開発・分譲

2009/7/1

「仙台ファーストタワー」、商業棟・アトリウムが竣工/ヒューリック

昼間の「アトリウム」緑化スペース
昼間の「アトリウム」緑化スペース

 ヒューリック(株)は30日、日本土地建物(株)と共同で事業を進めていた「仙台ファーストタワー」(仙台市青葉区)の第II期工事(商業棟・アトリウム)が竣工したと発表した。

 同プロジェクトは、仙台市における「都市再生特別地区」適用第1号事業。2007年7月に地上24階建ての事務所棟を竣工、今般の商業棟・アトリウムの竣工で、全体が竣工することとなった。

 開発規模は全体で、敷地面積約2,400平方メートル、延床面積約2万9,300平方メートル、地上24階地下2階建て、高さ99m。事務所棟の総賃貸面積は約1万3,300平方メートルで、基準階面積は約700平方メートル。
 商業空間は、公共的な広場のアトリウムと商業棟に飲食店舗・物販店舗を配置している。店舗の総賃貸面積は約1,600平方メートル。

 同プロジェクトのテーマは「都市への貢献」で、「アトリウム」「屋上広場」「歩道状空地」の3つの都市貢献施設を用意。
 「アトリウム」は、仙台ファーストタワーの中心に位置、光と緑あふれる大空間。「屋上広場」は、商業棟の屋上に設置された都会的な緑化空間。飲食店舗を誘致して、仙台の新たな賑わいのスポット、市民の憩いの場として提供する。
 「歩道状空地」は、建物をセットバックして歩道を広く確保し、市民へ開放する。また、仙台市のケヤキ並木に呼応するよう緑化を行ない、杜の都仙台を象徴する街路と調和させた。

 なお、商業棟・アトリウムのグランドオープンは7月11日(土)。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。