(株)日本エスコンは、2月20日に発表した業績予想を修正した。
2009年12月期第2四半期(連結)は、売上高110億円(前回発表比▲75億円)、営業利益▲28億円(同▲41億円)、経常利益▲37億5,000万円(同▲39億円)、四半期純利益▲74億5,000万円(同▲76億円)に修正した。
同期個別については、売上高101億円(同▲49億円)、営業利益▲1億円(同▲8億円)、経常利益▲6億円(同▲6億円)、四半期純利益▲75億円(同▲75億円)とした。
当期は、在庫の早期売却および資産の圧縮によるキャッシュの確保を最優先事業としてきたが、分譲事業において一部の物件で販売状況の遅れが生じ、売上高71億円(当初計画82億円)と減少する見込みとなった。
また、アセット開発事業についても金融市場の信用収縮により流動性が低下。売上高35億円(同69億円)と大幅な減少を見込んでいる。
さらにたな卸資産評価損33億5,700万円を売上原価に、減損損失22億5,500万円を特別損失に計上する見通しであることなどから、下方修正に至った。
なお、現在事業再生ADR手続を行なっており、今後の業績を予想しづらい状況にあるため、通期業績予想および当期末配当予想については、確定次第開示するとしている。