(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2009年6月の市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,829件(前年同月比8.0%増)と、前年同月比で4ヵ月連続の増加。都県別では、東京都1,346件(同 12.6%増)、埼玉県337件(同13.9%増)、千葉県388件(同▲2.8%)、神奈川県758件(同3.8%増)と、千葉県を除く3都県で増加した。
成約価格は、1平方メートルあたり37万9,900円(同▲6.1%)で、10ヵ月連続の下落。都県別では、東京都49万9,500円(同▲5.8%)、埼玉県23万8,700円(同▲6.1%)、千葉県22万2,000円(同▲9.5%)、神奈川県33万7,000円(同▲8.4%)。なお、一戸あたりの平均価格は、首都圏平均で2,481万円(同▲6.1%)、成約平均面積は同65.30平方メートル(同変動なし)だった。
また、中古戸建住宅の成約件数は982件(同7.0%増)と3ヵ月連続の前年同月比プラス、成約平均価格は2,891万円(同▲12.7%)だった。