不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/7/13

たな卸評価損を売上原価に計上、純損失は約23億円/インテリックス09年5月期決算

 (株)インテリックスは10日、2009年5月期決算を発表した。

 当期(08年6月1日~09年5月31日)の連結売上高は378億8,000万円(前期比▲20.2%)、営業損失は11億2,200万円(前期:営業利益21億1,700万円)、経常損失は19億2,600万円(同:経常利益9億8,400万円)、当期純損失は23億900万円(同:純利益5億4,500万円)。

 物件の早期売却に向け価格調整を行なったことで、粗利益率が低下。かつ、たな卸評価損を売上原価に計上したことにより、大幅赤字となった。一方、販管費については、売上減に伴う販売費の減少と事業運営コストの削減で、前期に比べ23.6%(9億1,800万円)減少したものの、売上総利益の減少を補うには至らなかった。

 主力の中古マンション再生流通事業では、販売件数は前期比6.9%減の1,400件で推移、物件販売による売上高は345億6,700万円(前期比▲16.0%)となった。また、マンションによる賃貸収入では、売上高4億4,100万円(同0.9%増)を計上。これらの結果、同事業の売上高は350億8,200万円(同▲15.9%)、営業損失は5億8,400万円(前期:営業利益19億4,500万円)となった。

 次期は、売上高231億6,700万円、営業利益13億1,800万円、経常利益6億3,200万円、当期純利益6億3,500万円を見込む。

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