国土交通省は22日、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」（通称：まちづくり法）第5条に基づき、計画認定申請があった「津山市歴史的風致維持向上計画」について、主務大臣が認定を行なったと発表した。
同法律は、地域の歴史的な風情、情緒を活かしたまちづくりの支援を目的に施行されたもの。歴史的建造物や伝統的な人々の活動からなる歴史的風致について、市町村が作成した維持向上のための計画を国が認定することで、計画に基づく法律上の特例や各種事業により市町村のまちづくりを支援していく。
今回認定された「津山市歴史的風致維持向上計画」では、景観法に基づく景観計画を策定し、歴史的まち並みの保存や城跡の眺望等、魅力ある都市景観の保全・創造に取り組む「景観計画策定」や、史跡津山城跡の本丸に至る通路の樹木整理、石段修復や既設物の撤去等を実施する「史跡津山城跡保存整備事業」といった施策を展開していく。
認定状況や各市町で公開されている計画本文は同省ホームページを参照のこと。
