東京建物不動産販売(株)は31日、2009年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(09年1月1日~6月30日)の連結売上高は101億7,900万円(前年同期比8.5%増)、営業損失17億600万円(前年同期:営業利益11億3,700万円)、経常損失20億9,200万円(同:経常利益8億3,500万円)、当期純損失38億1,000万円(同:当期純利益4億500万円)。たな卸資産評価損を売上原価に24億4,000万円、特別損失として12億9,400万円計上したことで、大幅赤字に。
主力の仲介事業は、法人案件の低迷により営業収益8億5,100万円(前年同期比▲36.3%)、営業損失3億5,800万円(前年同期:営業利益3億1,800万円)となった。アセットソリューション事業は、販売用不動産の売却等で営業収益49億9,700万円(前年同期比7.9%増)となったが、たな卸資産評価損の計上で営業損失16億4,500万円(前年同期:営業利益10億6,000万円)となった。
また、賃貸事業は管理物件受注拡大に取り組み、管理戸数が1万3,151戸(前年同期比13.1%増)となるなど、営業収益15億500万円(同15.0%増)、営業利益2億8,400万円(同11.3%増)と好調だった。
なお、通期については連結売上高190億円、営業損失28億円、経常損失35億円、当期純損失46億円を見込んでいる。