不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/8/5

マンション引渡し戸数大幅増で黒字化/大京10年3月期第1四半期決算

 (株)大京は4日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~6月30日)の連結売上高は824億5,900万円(前年同期比44.1%増)、営業利益は28億9,900万円(前年同期:営業損失16億800万円)、経常利益は25億7,300万円(同:経常損失23億2,500万円)、当期純利益は11億6,000万円(同:当期純損失18億3,200万円)と黒字化した。

 主力の不動産販売事業が、マンション完成商品の引き渡しが大幅に増加し、売上戸数1,488戸(同:982戸)、マンション売上高547億4,700万円(前年同期比55.1%増)、マンション売上総利益も59億8,600万円(同35.4%増)と大幅に増加。事業全体の営業収入は552億5,500万円(同43.1%増)、営業利益5億5,200万円(前年同期:営業損失20億5,100万円)と伸長した。

 不動産管理事業も、管理戸数の増加やオリックス・ファシリティーズ(株)などの連結子会社化で営業収入146億4,200万円(前年同期比88.0%増)、営業利益13億3,900万円(同66.9%増)と大幅増。不動産仲介事業も経費削減効果で営業収入18億3,400万円(同▲4.3%)、営業利益1億200万円(前年同期:営業損失5億600万円)となった。

 なお、第2四半期期の業績予想について、マンション分譲業の粗利益が当初計画を上回る水準で推移していることなどから、利益面を上方修正。連結売上高1,570億円、営業利益53億円、経常利益40億円、当期純利益35億円とした。通期業績については、下期以降の市場動向を見極める必要から、期初予想(連結売上高3,300億円、営業利益76億円、経常利益36億円、当期純利益36億円)のまま据え置いている。
 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。