NTT都市開発(株)と(株)NTTファシリティーズはこのほど、緑化によるヒートアイランド対策の効果を検証する共同実験において、新たにカボチャ・ゴーヤ・サツマイモの栽培実験を開始した。
同実験は2006年より「アーバンネット三田ビル」(東京都港区)の屋上で実施しているもので、今回は土壌・肥料等をパック化したものに苗を入れ栽培する簡易な土耕方式を採用し、サツマイモ96苗、カボチャ39苗、ゴーヤ8苗を栽培。
食用植物栽培によるヒートアイランド対策効果の検証ならびに栽培管理のための温度や熱量、土壌中の水分、栄養濃度等を計測し、オンラインで遠隔管理する。
今後、月1回程度、社員参加の栽培管理を行なうほか、11月上旬頃にはサツマイモの収穫祭を実施、同月中旬には、同検証結果を公表する予定。