不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/8/11

今後の生活の見通し、「同じようなもの」が過半数/総務省、「国民生活に関する世論調査」

 総務省は10日、6月に実施した「国民生活に関する世論調査」結果を発表した。調査対象は全国の20歳以上の人で、有効回収数は6,252人。

 去年と比較しての生活の向上感については、「向上している」が2.8%(2008年調査時4.4%)、「同じようなもの」が63.1%(同61.3%)、「低下している」が33.6%(同34.1%)となり、悪化の傾向が明らかになった。

 住生活については、「満足」との回答が77.2%(同75.3%)、「不満」との回答が21.5%(同24%)と、満足の割合がやや上昇している。

 今後の生活の見通しについては、「良くなっていく」との回答が6.6%(同7.4%)で、「同じようなもの」が58.2%(同53.7%)、「悪くなっていく」が32.3%(同36.9%)となり、「良くなっていく」「悪くなっていく」の回答割合がいずれも低下、変化はあまりないと感じている人が多いことがわかる。

 「老後は誰とどのように暮らすのがよいか」については、「息子(夫婦)と同居する」が13.4%(同15.5%)、「息子(夫婦)の近くに住む」が7.9%(同8%)、「娘(夫婦)と同居する」が6.2%(同6%)、「娘(夫婦)の近くに住む」が6.3%(同6.8%)となった。なお「子どもたちとは別に暮らす」との回答は34.5%(同36.7%)。
 なお、「息子(夫婦)と同居する」との回答者は小都市、町村に多く、「子どもたちとは別に暮らす」との回答者は大都市に多かった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆