国土交通省は12日、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく登録住宅性能評価機関である(株)ジェイ・イー・サポート(広島市中区、代表取締役:石山 講氏)に対し、改善命令を実施した。
同省は6月12日、同社に対する立ち入り検査を実施。その結果、同社が住宅性能評価を担当する役員が設計・工事監理等を行なった住宅3棟・236戸の評価を行なった疑義が生じた。これらは、評価業務の公平な実施に支障を及ぼす行為を定めた平成18年同省告示第304号に違反するため、同社を聴取したところ事実を認めたことから、同法21条の規定に基づき、業務改善計画書の提出と業務実施に関する定期的な報告を求めた。