不動産総合サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける7月の首都圏売物件の市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、新築戸建てが5,224件(前年同月比▲58.1%)となり、前年同月比で10ヵ月連続のマイナス。中古戸建ても888件(同 ▲38.9%)と同じく10ヵ月連続のマイナス。中古マンションは1,098件(同▲50.0%)と13ヵ月連続のマイナスとなった。
物件成約数は、新築戸建てが1,729件(同▲13.4%)と、再び減少に転じた。中古戸建ては306件(同▲19.5%)と3ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは494件(同▲27.0%)と12ヵ月連続のマイナス。所在地別では、東京都209件(同▲28.9%)、神奈川県173件(同▲19.5%)、埼玉県75件(同▲31.2%)、千葉県37件(同▲37.3%)。
平均成約価格は、新築戸建てが1戸当たり3,227万円(同▲12.8%)と11ヵ月連続のマイナス、中古戸建ては同2,468万円(同▲13.8%)となり、いずれも6月に続いて、過去最低を更新した。中古マンションは、1平方メートル当たり31万7,800円(同▲14.7%)と9ヵ月連続のマイナス。1戸当たりも1,970万円(同▲14.8%)と8ヵ月連続のマイナスとなった。