東京急行電鉄(株)と東急不動産(株)は、分譲マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」(東京都世田谷区、総戸数1,033戸)の最後の分譲棟となる「タワーセントラル」(総戸数292戸)の販売を、10月より開始すると発表した。
「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」は、東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅東側における都内最大級の市街地再開発事業「二子玉川東地区第一種市街地再開発事業」において、同社が住宅5棟(総戸数1,033戸)および店舗棟1棟を建設するもの。総敷地面積は2万5,180.97平方メートル、延べ床面積13万3,353.11平方メートル。多摩川沿いの豊かな自然を兼ね備えた“都心さえ、あこがれる街。二子玉川”をコンセプトに、既存樹木の植樹や太陽光発電型器具の採用など、環境配慮型の開発を進めている。
これまでに供給された4棟・約400戸は、中心価格が8,000万~9,000円台でありながら、マンション不況といわれる状況下で、契約率約8割を維持。販売開始から9ヵ月めで最後の分譲棟「タワーセントラル」の供給にこぎつけた。
「タワーセントラル」は地上28階地下1階建て。敷地の中央部に位置し、駅からのアプローチは車の通らない歩行者専用通路「リボンストリート(仮称)」により歩車分離を実現。さらに居住ゾーンへのアプローチとして、森の中を散歩するように作られたフォレストウォークを用意した。
また、「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」の共用施設が集中しており、ゲストルームや音響室、キッズルームやガーデンサロン等の多数の共用施設が設けられている。
販売価格はこれまでに来場したユーザーの傾向や周辺に住むファミリー層の予算希望を考慮し設定。3LDK(専有面積81平方メートル)が6,700万円台から、2LDK(同56平方メートル)が5,000万円台、1LDK(同43平方メートル)が3,480万円からとしている。
なお、完成は2010年5月下旬。入居可能時期は7月下旬の予定。