ミサワホーム(株)は17日、大崎電気工業(株)などと共同で、太陽光発電システムや家庭用燃料電池(エネファーム)等の発電量と、電気・ガス・水道エネルギー使用状況が一目でわかる「エネルギーモニターシステム」を開発したと発表した。
同社では98年に、太陽光発電システムの発電量と電気の使用状況を把握できるオリジナル「エネルギー表示器」を開発。このたび開発された「エネルギーモニターシステム」は、従来の表示器を一新し、ガス・水道の消費量やピーク警告機能などを新規に搭載したもの。
住宅全体の消費量を表示する一般的なエネルギー表示器と異なり、機器別・エリア別消費量の表示を可能にしたことで、省エネの必要な箇所が明確となり、より効率的な省エネ活動を促進する。
販売価格は22.5万円(税込)で、初年度販売1,000台を予定。同社オーナー向けに10月より発売する。
今後はモニター調査の実施や、住まい手の省エネ意識を喚起させる機能・サービスの追加を検討し、さらなる省エネ化やホームエネルギーマネジメントシステムの本格展開をめざす、としている。