(株)アキュラホームは、9月27日に開催された「第12回木造耐力壁ジャパンカップ」において、東京大学大学院木質科学研究室などと共同開発した耐力壁「あやめ(菖蒲)」で、トーナメント優勝したと発表した。
「木造耐力壁ジャパンカップ」とは、木造住宅の構造耐力向上を目的にNPO法人木の建築フォーラムが主催するもの。大学や専門学校、住宅関連企業などが参加し、最も強度の高い耐力壁を競う「トーナメント優勝」と、コストパフォーマンスにも優れた耐力壁に贈られる「ジャパンカップ優勝」の2つで競われる。
トーナメントで優勝した「あやめ(菖蒲)」は、中央開口の周りに合板4枚を取り付け、サッシュも取り付けることのできる開口付き耐力壁。開口をとりながら強度を確保するため、木の特性をいかした部材の選定、加工を行なっている。