不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/10/13

東京主要5区の大型ビル空室率、19ヵ月ぶりに下落/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は7日、2009年9月度の「東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィスビル市況速報」を発表した。

 同月の東京主要5区の大型ビル平均空室率は7.09%(対前月比▲0.11ポイント)と、19ヵ月ぶりに上昇がストップ。

 最も空室率が改善したのは新宿区の9.80%(同▲0.52ポイント)で、高層ビルを中心に価格調整が進んだことにより、まとまった面積の成約が目立った一方、解約・減床の動きが小幅に留まったことから、空室率が改善したとみている。中央区・渋谷区では目立った大型成約はなかったが、成約が解約を上回り、解約・減床に歯止めがかかりつつある。一方、港区は8.1%(同0.49ポイントアップ)と、解約の動きが続いている。
 
 平均募集賃料は、速報値で坪単価2万4,310円(同▲732円)と、13ヵ月連続の下落となり、ついに2万円台前半に突入した。

 新築物件については、空室率24.95%(同▲4.94%)、平均募集賃料3万2,600円(同▲1,400円)。これは前月に引き続き価格調整が進み、まとまった面積のテナント誘致に成功した事例が複数みられたことが要因と分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。