不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/10/13

分譲マンション契約戸数増加も、価格見直し等で減収減益/和田興産10年2月期第2四半期決算

 和田興産(株)は9日、2010年2月期第2四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(2009年3月1日~8月31日)の売上高は144億4,500万円(前年同期比▲32.2%)、営業利益は5億8,700万円(同▲78.9%)、経常利益は1億6,300万円(同▲92.9%)、純利益は1億8,000万円(同▲73.7%)となった。

 不動産販売事業のうち、主力の分譲マンションにおいては、販売価格の見直し等により、契約取得に向けた販売活動に注力した結果、発売戸数は285戸(同22.8%増)、契約戸数は311戸(同26.9%増)となり、売上高は91億9,400万円(同▲45.5%)となった。
 その他の不動産販売においては、戸建て住宅19戸および1棟卸マンション等16物件の販売により、売上高は39億5,000万円(28.7%増)となった。

 賃貸その他の事業においては、主力の賃貸事業においては、賃貸収入の安定的な確保をめざすとともに、資金回収の促進および収益確保のために、賃貸物件の売却にも注力した結果、賃貸収入は9億8,600万円(同5.9%増)となり、その他収入については、その他賃貸収入等で3億1,400万円(同▲27.2%)を計上した。

 通期については売上高320億円、営業利益11億円、経常利益3億円、純利益3億円を見込んでいる。

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