不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/10/28

請負事業の受注が低迷、売上高前年比2ケタ減/パナホーム10年3月期第2四半期決算

 パナホーム(株)は27日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,247億500万円(前年同期比▲10.5%)、営業利益16億3,200万円(同▲62.3%)、経常利益15億5,600万円(同▲63.5%)、当期純利益7億5,700万円(同▲58.3%)となった。

 「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008」の大賞受賞で評価された省エネ技術をユーザーへ徹底訴求するとともに、宿泊体験モデルハウスの積極展開ならびにパナソニック電器店との関係づくりを強化による紹介促進に注力、加えて、政府補助金制度を活用した太陽光発電システムの提案により販売強化を推進した。また、商品面においては、低価格商品を打ち出し、顧客層の拡大も図った。
 さらに、集客力の弱い展示場の削減、建設センター設立による現場の合理化および物流の見直しによる物流費の削減等、経営全般にわたる継続的なコスト合理化の取組みにより、さらなる収益力強化に努めた。
 しかし、前年10月以降戸建・集合住宅請負事業の受注が低迷していたことから、売上高は前年比2ケタ減。営業利益については、固定費の削減をしたものの、売上高の減少が響き前年比減となった。

 通期は売上高2,600億円、営業利益40億円、経常利益45億円、当期純利益は20億円を見込んでいる。

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