不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/10/29

主力の不動産事業がふるわず減収減益/昭栄09年12月期第3四半期決算

 昭栄(株)は27日、2009年12月期第3四半期の決算短信を発表した。

 当期(09年1月1日~9月30日)の連結売上高は118億8,200万円(前年同期比▲46.7%)、営業利益は39億200万円(同▲57.5%)、経常利益は22億7,500万円(同▲71.2%)、純利益は14億6,100万円(同▲61.1%)であった。

 不動産事業では、分譲およびファンド償還・資産入替がなく、売上高87億100万円(同▲53.6%)、営業利益33億3,400万円(同▲58.7%)と減収減益となった。
 賃貸事業においては、前期取得物件と第1四半期の竣工物件の賃料追加分が、前期売却物件の賃料減少分をカバーし、売上高は微減にとどまったが、取得・竣工物件の初期費用および償却費負担により収益寄与には至らなかった。
 有価証券投資事業も株式配当金が減少したことにより売上高13億4,200万円(同▲19.4%)、営業利益10億1,900万円(同▲38.6%)となった。
 環境事業は鉄・アルミ等の市況低迷により回収有価物の販売額の低下などにより、売上高は18億3,800万円(同▲2.4%)と微減。しかし経営効率化、軽油価格下落による燃料費減少等により、営業利益は2億5,700万円(同8.8%増)を計上した。

 なお通期は、売上高155億円、営業利益49億円、経常利益24億円、純利益17億円を見込む。

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