不動産総合サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける9月の首都圏売物件の市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、新築戸建が4,675件(前年同月比▲62.1%)となり、前年同月比で12ヵ月連続のマイナス。中古戸建も784件(同▲50.6%)と同じく12ヵ月連続のマイナス。中古マンションは1,084件(同▲45.4%)と15ヵ月連続のマイナスとなった。
物件成約数は、新築戸建が1,277件(同▲34.4%)と、3ヵ月連続の減少となった。中古戸建は237件(同▲19.4%)と5ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは433件(同▲15.3%)と14ヵ月連続のマイナス。所在地別では、東京都141件(同▲33.8%)、神奈川県190件(同3.8%増)、埼玉県68件(同▲16.0%)、千葉県34件(同0.0%)。
平均成約価格は、新築戸建が1戸当たり3,153万円(同▲13.3%)と13ヵ月連続のマイナス、首都圏平均は4ヵ月連続で過去最低を更新した。中古戸建は同2,617万円(同▲7.0%)と8ヵ月連続のマイナスとなり、中古マンションは、1平方メートル当たり30万9,400円(同▲15.6%)と11ヵ月連続のマイナス。1戸当たりも1,961万円(同▲14.7%)と10ヵ月連続のマイナスとなった。