不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/10/30

「立地に優れた低層・邸宅型マンションがヴィンテージ化」/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは29日、「ヴィンテージ・マンション流通価格ランキング」を発表した。

 同ランキングは2006~09年9月の流通物件取引事例のうち、築10年以上・坪単価300万円以上の事例を「ヴィンテージ・マンション」として収集、流通価格順にランキングしたもの。185件が該当した。

 「ヴィンテージ・マンション」として、流通価格(平均坪単価)がもっとも高かったのは、「青山北町パークマンション」(東京都港区、1998年竣工、三井不動産(株)分譲)の718万4,000円。
 続いて、「広尾ガーデンヒルズサウスヒルF棟」(東京都渋谷区、1986年竣工、三井不動産(株)分譲)の713万3,000円、「広尾ガーデンヒルズセンターヒルG・H棟」(同、1985年竣工、三井不動産(株)分譲)の686万6,000円となった。

 なお、今回該当した185物件のヴィンテージ・マンションのうち、流通価格上位20物件はすべて港区、渋谷区、千代田区に所在する専有面積100平方メートル以上の物件であった。

 同社では、立地に優れた低層・邸宅型マンションがヴィンテージ化する傾向があると分析している。
 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。