東急コミュニティー(株)は30日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は545億8,900万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は28億円(同▲0.4%)、経常利益は28億9,700万円(同▲0.8%)、当期純利益は16億4,500万円(同0.3%増)。
主力の管理業は、マンション管理において商品開発やサービス向上に努めたほか、緊急対応サービスを強化。ビル管理においては、価格競争力の強化、技術力・サービス等の品質の確保に努めた。併せて、公共施設(指定管理者・PFI案件)への積極的な受注活動を推進した結果、指定管理者案件の稼働に伴うマンション管理収入増などにより、売上高は371億200万円(同1.5%増)、営業利益は25億9,800万円(同1.9%増)と微増した。
賃貸業は、前期新規物件の通期稼働効果等により、売上高は88億5,500万円(同2.1%増)、営業利益は8億6,800万円(同14.6%増)。
工事業は、安全衛生管理、品質管理の徹底、工事関連法令の遵守ならびに改修計画提案力の強化に取り組むも、売上高は74億1,500万円(同▲10.0%)、営業利益は2億600万円(同▲49.7%)となった。
その他事業は、マンション生活関連サービスとしての不動産流通業、良質なマンションストックの形成に貢献するリノベーション事業など、周辺事業の強化に努め、売上高は13億4,200万円(同17.6%増)、営業利益は6,200万円(同103.5%増)。
通期は、売上高1,150億円、営業利益70億円、経常利益70億4,000万円、当期純利益40億3,000万円を見込む。