NTT都市開発（株）は、2010年3月期第2四半期決算短信を発表した。
当期（09年4月1日～9月30日）連結業績は、営業収益676億3,100万円（前年同期比▲1.1％）、営業利益38億6,500万円（同▲78.7％）、経常利益7億6,100万円（同▲95.0％）、当期純損失61億8,700万円（前年同期：97億1,300万円）であった。
分譲マンション市況の回復の遅れ、地価の下落といった事業環境をふまえ、将来開発予定のマンション用地等たな卸資産の評価損108億円を当期において営業原価として計上したほか、当期の課税所得が減少する見込みとなったことから、当期連結累計期間において、スケジューリング不能な（税務上の損金算入時期が明確でない）将来減算一時差異について繰延税金資産を取崩すこととし、法人税等が50億5,100万円増加するなどした結果、大幅な減益となった。
また、これにより通期業績予想も下方修正、営業収益1,500億円（前回予想比▲0.7％）、営業利益145億円（同▲49.1％）、経常利益80億円（同▲62.8％）、当期純利益50億円（同▲58.3％）を見込む。
