不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/10

顧客獲得競争激化で売上高減も、営業損失改善/細田工務店10年3月期第2四半期決算

(株)細田工務店は9日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、売上高120億400万円(前年同期比▲33.9%)、営業損失7,700万円(前年同期:営業損失15億3,400万円)、経常損失4億3,200万円(同:経常損失18億9,300万円)、当期純損失3億9,900万円(同:当期純損失33億8,100万円)となった。
 
 建設事業においては、法人受注では顧客獲得競争が激化、引き続き受注単価も低水準で推移。個人受注では販売促進イベントや各分譲地のモデルハウスを利用した相談会などを開催し受注拡大に努めた。その結果、売上高17億9,300万円(前年同期比▲43.5%)、営業利益80万円(前年同期:営業損失7,000万円)と、売上高は減少したものの、営業損失は改善した。

 不動産事業においては、戸建分譲事業では各分譲地で地域に密着した販売活動を展開。収益不動産事業では、商業ビルなどの早期売却を行ない、たな卸資産の圧縮に努めた。その結果、売上高100億6,100万円(前年同期比▲32.3%)、営業利益1億7,100万円(前年同期:営業損失11億900万円)と、売上高は減少したものの、営業損失は改善した。

 通期予想については、売上高258億5,000万円、営業利益8億8,000万円、経常利益1億9,000万円、当期純利益1億8,000万円を見込んでいる。 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。