不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/10

事業再生損失119億円を特別損失として計上/コスモスイニシア10年3月期第2四半期決算

 (株)コスモスイニシアは9日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(2009年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、売上高971億5,400万円(前年同期比30.5%増)、営業損失9億1,700万円(前年同期:営業損失58億5,200万円)、経常損失28億9,900万円(同:経常損失78億1,500万円)、当期純損失61億7,800万円(同:当期純損失94億600万円)。
 
 当期は、主力の不動産販売販売事業において、新築マンションの引渡戸数が大幅に増加、開発事業用地の売却をした一方で、投資用不動産事業・コンバージョン事業における減収、たな卸資産評価損25億2,400万円を売上原価に計上したことなどから、売上高697億8,000万円(前年同期比48.2%増)、営業損失17億4,200万円(前年同期:営業損失63億7,700万円)となった。

 また、同社は事業再生ADR手続の成立を受け、連結子会社株式を譲渡し74億2,700万円を特別利益に計上したが、販売用不動産の簿価切下げ額104億2,700万円を含め事業再生損失118億9,900万円を特別損失として計上した。

 通期予想については、売上高1,675億円、営業損失50億円、経常損失80億円、当期純利益255億円を見込んでいる。

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