不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/11

期首たな卸資産の特別損失計上が影響、純損失約100億円/ケネディクス09年12月期第3四半期決算

 ケネディクス(株)は10日、2009年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年1月1日~9月30日)の連結営業収益は699億4,000万円(前年同期比▲43.9%)、営業利益は113億8,900万円(同▲41.8%)、経常利益は57億200万円(同▲57.3%)、当期純損失は100億9,400万円(前年同期:当期純利益56億5,300万円)。

 不動産アドバイザリー事業では、匿名組合分配損益が前年同期以上に計上されたものの、アクイジションフィー等が減少。営業収益は11億700万円(前年同期比▲54.3%)、営業利益は6億400万円(同▲57.4%)に。
 不動産投資事業では、不動産売却収入の減少に加え、バランスシートの圧縮に伴い賃貸事業収入が減少。営業収益は642億4,600万円(同▲46.5%)、営業利益は101億3,700万円(同▲41.0%)となった。
 アセットマネジメント事業では、管理報酬であるアセットマネジメントフィーが増加したものの、不動産価格の下落に伴い、インセンティブフィーやディスポジションフィーが減少。営業収益は36億4,800万円(同▲22.6%)、営業利益は24億6,500万円(同▲0.8%)に。
 債権投資マネジメント事業では、ディスポジションフィーの減少に加え、買取債権売却に伴う売却損を計上したことなどにより、営業収益は20億6,900万円(同632.9%増)、営業損失は9億3,400万円(前年同期:営業損失1億2,500万円)となった。

 通期については、営業収益1,057億円、営業利益149億円、経常利益88億円、当期純損失80億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。