不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/11

住宅事業は低調も、商業建築事業が利益2ケタ増/大和ハウス10年3月期第2四半期決算

 大和ハウス工業(株)は10日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は8,044億6,000万円(前年同期比▲2.1%)、営業利益387億4,800万円(同10.4%増)、経常利益387億1,500万円(同9.8%増)、当期純利益213億5,900万円(同19.2%増)。

 主力の住宅事業は、環境配慮型住宅の拡販、リフォーム事業拡大への取組みなどを進めてきたが、市場環境悪化の影響が大きく、売上高は4,717億6,100万円(同▲2.9%)、営業利益203億200万円(同▲7.1%)と落ち込んだ。

 一方、商業建築事業は、ロードサイド店舗を中心とした企画提案型営業を推進。売上高は2,400億9,800万円(同▲0.6%)にとどまったが、原価の低減や経費削減効果等により営業利益は285億7,100万円(同18.4%増)と2ケタ増となった。

 なお、通期業績予想について、原価の低減と経費節減の成果で営業利益率の改善が見込まれることから、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益をそれぞれ上方修正。連結売上高1兆5,700億円(前回発表比0.3%増)、営業利益620億円(同37.8%増)、経常利益565億円(同25.6%増)、当期純利益240億円(同14.3%増)とした。

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