不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/13

完成工事高大幅減も、期初予想を上回る利益計上/長谷工コーポレーション10年3月期第2四半期決算

 (株)長谷工コーポレーションは12日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,977億6,900万円(前年同期比▲20.3%)、営業利益は74億2,800万円(同▲17.8%)、経常利益70億1,100万円(同▲8.3%)、当期純利益は40億9,600万円(同27.9%増)。

 売上高の減少は、主力のマンション工事の減少などで、完成工事高が1,214億1,700万円(同▲33.0%)と激減したため。営業利益、経常利益は前年割れだが、販売費・一般管理費の削減効果で、いずれも期初予想を上回る実績。特別損失が大きく減ったため、当期純利益は大幅に増加した。

 主力の建設事業では、37件・約1,082億円のマンション工事を受注するなど受注高1,243億円(同▲17.4%)となったが、完成工事件数、大型物件の減少で、売上高は1,313億円(同▲28.1%)、営業利益は61億円(同▲40.7%)となった。

 また不動産事業では、受託販売の契約戸数が3,287件(同13.9%増)と増加。大規模物件の建築受注のための不動産売却や、共同事業への参画も増え、売上高は395億円(同26.7%増)と伸長したが、営業損失6億円となった。

 なお、通期については、連結売上高4,700億円、営業利益190億円、経常利益135億円、当期純利益70億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。