(株)不動産経済研究所は12日、2009年10月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の新規販売戸数は、2,003戸(前年同月比▲7.4%)となり、6ヵ月連続で前年を下回った。契約率は62.4%(同0.4ポイントアップ)で、6ヵ月連続で60%台となった。
1戸当たりの平均価格は3,117万円(同▲13.2%)、1平方メートル当たり単価も45万6,000円(同1.5%増)と、2ヵ月ぶりに下落した。販売在庫数は5,246戸(前月比100戸増)と増加した。
即日完売物件は「リバーガーデン平野駅前ECO」最終期(大阪市平野区、42戸、平均価格2,953万円、平均1.2倍、最高8倍)など、3物件57戸。
なお、11月の発売戸数は1,800戸前後となる見込み。