森ビル(株)は12日、2010年3月期中間決算を発表した。
当期(09年4月1日~9月30日)の連結営業収益は871億円(前年同期比▲18.0%)、営業利益は152億円(同▲55.5%)、経常利益は109億円(同▲56.0%)、当期純利益は49億円(同▲49.7%)。
主力ビル事業は、六本木ヒルズの一部オフバランス化により、営業収益436億円(同▲19.0%)と減収。
資産開発・運用事業では、物件売却の減少等で201億円(同▲40.0%)となった。運営受託事業は、六本木ヒルズの一部オフバランス化を主因としたビル管理手数料等が増加し、88億円(同13.0%増)となった。
施設営業事業は、ホテル事業の減収等により、84億円(同▲19.0%)。海外事業は、上海環球金融中心の通期稼働等により、71億円(同121%増)と倍増となった。
通期においては、営業収益1,900億円、営業利益380億円、経常利益240億円、当期純利益120億円を見込む。