不動産ニュース / 開発・分譲

2009/11/19

屋上基礎を施工するための打込み型枠を開発/長谷工コーポレーション

「S型枠」を用いた施工例
「S型枠」を用いた施工例

 (株)長谷工コーポレーションは19日、(株)ニチアムセムクリート(東京都港区、社長:佐藤文徳氏)と共同で、マンションの屋上に設置する避雷針やテレビ受信用アンテナ、消防用水槽などの基礎(屋上基礎)を施工するための打込み型枠「S型枠」を開発・商品化したと発表した。

 屋上基礎は鉄筋コンクリートで施工しているが、雨仕舞いを庇形状にしているため、施工にはこれまで数多くの型枠材を組立てる手間を加え、型枠材を解体する際もコンクリートにクラックや欠けといった破損を発生させないよう慎重な作業が必要だった。

 「S型枠」は、屋上基礎の雨仕舞い部分の型枠を、強度や耐久性に優れたGRC製の打込み型枠としたことで、施工性を向上させるとともに品質の均一化も実現。

 今後は、同社が設計・施工する分譲マンションに採用を推進していく。また、(株)ニチアスセムクリートが一般にも販売する予定。

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