不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/11/26

住むまちを決めた理由、第1位は「通勤・通学先へのアクセスの良さ」/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、「成約おめでとうアンケート」調査結果を発表した。

 同調査は、同社が運営する不動産情報サイト「at home web」で物件を検索し、契約・入居に至った消費者を対象に実施したもの。調査期間は2008年8月~09年7月の1年間、有効回答者数は243人。

 住まい探しのきっかけを聞いたところ、トップは「契約更新」で18.9%、以下「就職・転職」「結婚」と続いた。シングルでは4人に1人が「契約更新」時に引越しを考えており、景気が停滞するなか、賃料見直しの動きのあることがわかった。また、カップルのトップは「結婚」、ファミリーは「就職・転職」となった。なお、購入ユーザーのきっかけのトップは「結婚」となっており、最近は、結婚、即購入というカップルが増えている傾向がうかがえた。

 住まい探しで「最初に利用した媒体」「最も役に立った媒体」のトップは、いずれも「不動産関連のキーワードを入力して検索」となり、次いで「不動産会社を訪問した際に店内で得た情報」という結果となった。カップルは「最も役立った媒体」として「不動産会社の店内情報」(39.7%)への評価が「キーワード検索」(38.5%)よりも高く、また購入ユーザーも同様の傾向にあった。

 住むまちを決めた第一の理由については、家族形態を問わず「通勤・通学先へのアクセスが良いから」で69.5%、次いで「(買物、病院、公共施設など)利便性が良いから」が42.4%となっている。また、シングルは「アクセスの良さ」、カップルは「自然環境の良さ」、ファミリーは「利便性」「子供の通学への配慮」などの回答率の高さが目立った。

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