不動産総合サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネットワークにおける10月の首都圏売物件の市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、新築戸建が4,481件(前年同月比▲62.5%)となり、前年同月比で13ヵ月連続のマイナス。中古戸建も850件(同 ▲38.8%)と同じく13ヵ月連続のマイナス。中古マンションは1,105件(同▲46.8%)と16ヵ月連続のマイナスとなった。
物件成約数は、新築戸建が1,359件(同▲36.0%)と、4ヵ月連続の減少となった。中古戸建は284件(同▲15.2%)と6ヵ月連続のマイナスとなった。
中古マンションは443件(同▲23.8%)と15ヵ月連続のマイナス。所在地別では、東京都165件(同▲28.9%)、神奈川県169件(同▲24.9%)、埼玉県68件(同▲20.0%)、千葉県34件(同5.1%増)。
平均成約価格は、新築戸建が1戸当たり3,201万円(同▲10.9%)と14ヵ月連続のマイナス、中古戸建は同2,666万円(同▲6.6%)と9ヵ月連続のマイナスとなり、中古マンションは、1平方メートル当たり30万6,900円(同▲15.2%)と 12ヵ月連続のマイナス。1戸当たりも1,941万円(同▲13.4%)と11ヵ月連続のマイナスとなった。