不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/12/4

在庫回転期間の短縮化と借入金の圧縮で黒字転換/東栄住宅10年1月期第3四半期決算

 (株)東栄住宅は4日、2010年1月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年2月1日~10月31日)の連結売上高は609億4,900万円(前年同期:722億6,300万円)、営業利益は11億9,200万円(同:営業損失2億7,900万円)、経常利益5億4,200万円(同:経常損失13億2,500万円)、四半期純利益は4億9,200万円(同:四半期純損失59億8,200万円)と黒字化した。

 同社では、従来の事業モデルへ回帰するとともに、在庫回転期間の短縮に努めた。また工期短縮や人員体制の適正化と人件費を始めとする販売費および一般管理費を削減するなど、経営改善策に取り組み、短期間で在庫の入替えと借入金の圧縮を進め、利益体質へのシフトに成功した。

 その結果、不動産分譲事業において、戸建住宅99億2,500万円、土地分譲および建築条件付売地に係る不動産販売高21億1,500万円、中高層住宅販売高6億3,700万円を計上。
 そのほか、建築請負事業で7億8,200万円、不動産賃貸事業で1億100万円、その他事業で3,900万円を売り上げた。

 通期については売上高785億円、営業利益28億5,100万円、経常利益12億5,500万円、当期純利益11億4,900万円を見込んでいる。

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