不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/12/10

東京主要5区の大型ビル平均募集賃料、15ヵ月連続の下落/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は9日、2009年11月度の「東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィスビル市況速報」を発表した。

 同月の東京主要5区の大型ビル平均空室率は7.51%(前月比0.21%増)と、2ヵ月連続で上昇した。最も空室率が上昇したのは千代田区の6.73%(同0.80%増)。高額物件の解約やフロア返却に加え、自社ビルへの集約が複数見られた。他エリアは、渋谷区8.63%(同0.53%増)、新宿区9.89%(同▲0.51%)、港区8.70%(同 0.28%増)、中央区3.60%(同▲0.09%)。

 一方、平均募集賃料は、坪当たり2万3,048円(同▲886円)と、15ヵ月連続の下落となった。

 また新築物件も、空室率が22.50%(同▲2.68%)とやや下落したが、平均募集賃料も3万533円(同▲2,050円)と下落している。同社は、「価格調整が進み空室は漸減しているが、竣工後半年以上経過しても満室にならないビルが多数あることから、依然厳しい状況」と分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆