(株)トステム住宅研究所アイフルホームカンパニーはこのほど、電気自動車対応のコンセプトホーム「スーパーサステナブルモデル住宅」に電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を導入すると発表した。
同社は2008年7月より、東京工業大学、三菱商事、ジーエス・ユアサなどとの共同研究プロジェクト「RE-EVプロジェクト」に参画。電気自動車ユーザー宅を想定した実験住宅としての役割を兼ねたコンセプトホーム「クールアースモデル住宅」を建築後、電気自動車対応住宅の商品化を実現した。09年9月末には、コンセプトホーム第2弾となる「スーパーサステナブルモデル住宅」を東京・葛飾区内に建築・発表。電気自動車対応住宅のさらなる普及促進を目的に、「i-MiEV」の導入に至ったもの。
「i-MiEV」は、電気エネルギーのみを動力源にモーターで走行する自動車で、走行中に排出ガスをまったく出さずCO2をゼロに抑えることが可能。1回の充電で約160km走ることができ、家庭用コンセントからも充電できる。
同社は今後さらに、“家での生活”だけでなく“自動車”から排出されるCO2も含め、家庭の暮らし全体でCO2をゼロにする「CO2ゼロライフ」の実現をめざし、電気自動車を活用した取組みを推進していく考え。