不動産ニュース / IT・情報サービス

2009/12/16

高齢者住宅開設支援で企業連携グループ形成/タムラプランニング

 (株)タムラプランニング&オペレーティングはこのほど、有料老人ホーム、シニア住宅などの開設支援に関連した企業連携グループ「タムラプランニング・アライアンス」を形成。高齢者住宅の新規開設支援や既存運営ホームのリニューアル支援などにおいて、恒常的に業務協力を行なっていく。

 高齢者住宅の開設・運営を計画する事業者は、長期にわたり安定的入居率を維持するために、ハード・ソフトの多面的・包括的な開設支援や運営支援コンサルティングを期待する場面が多くなっている。しかし、住宅行政と介護行政等が絡み合う複雑な施策のもとで、より優良な高齢者住宅を供給していくには、シニア業界独自の強みを持った企業が有効なアライアンスを形成し、各社が保有する情報・経験の蓄積や技術をより効果的に結びつけていく取組みが必要との考えから、企業連携グループを立ち上げたもの。

 アライアンスパートナー企業は、同社のほか、設計、設備、福祉機器レンタル、什器備品、緊急通報、造園、在宅医療支援、募集・運営など関連業務分野の33社で、同社がコーディネイターを務める。同社は、支援業務を行なうに当たり、専門性を持ったアライアンスパートナー企業にアドバイスを求め、各企業は許容される範囲で協力。相互の受注に向けた営業活動に対しても協力する。

 また、定期的に勉強会を開催し、高齢者住宅業界の情報交換の場として活動を行ない、高齢者住宅の質の向上に努める。

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