国土交通省は18日、建築物防災週間において実施した建築物に関する調査結果を公表した。
同調査は、既存建築物における窓ガラスの地震対策、外壁材の落下防止対策、大規模空間を持つ建築物の天井の崩落防止対策などについて、調査したもの。
これによると、既存建築物の窓ガラス地震対策が告示の基準に適合していない建築物は1,195棟(前回調査時:1,193棟)、改修済みの建築物は743棟(同712棟)、改修予定の建築物は47棟(同53棟)となり、同省では告示の基準に適合していない建築物の所有者等に対し、改修の実施について指導するよう地方公共団体に要請していくとしている。
そのほかの調査結果および調査概要については、同省ホームページを参照のこと。