国土交通省は18日、公共賃貸住宅における吹付けアスベストに関する調査結果を発表した。
同調査は、1996年以前に施工された公営・公社住宅等および91年までに管理開始されたUR賃貸住宅を対象に、吹付けアスベストおよびアスベスト含有吹付けロックウールについて調べたもの。地方公共団体および(独)都市再生機構に報告を求めること等により実施された。
調査対象の団地数および棟数3万5,708団地・21万6,133棟のうち、吹付けアスベスト等の使用が確認されたものは324団地・1,139棟となった。うち、除去等の対策を実施済みのものは315団地・1,121棟で、未実施のものは9団地・18棟。
なお、調査中のものは70団地・238棟で、今後調査予定のものは207団地・1,166棟。