不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/12/21

「不動産は買い時」が30%と前年を上回る/全宅連「不動産の日アンケート」

 (社)全国宅地建物取引業協会連合会はこのたび、「不動産の日アンケート」結果を発表した。

 同会では9月23日を「不動産の日」と定め、一般消費者を対象とした同会等の周知、並びに消費者動向の把握のため、毎年アンケート調査を行なっている。今年は9月23日~10月31日の期間、同会等のホームページにて実施。有効回答数は3万3,818件と過去最多を記録した。

 「不動産は買い時ですか」との問いに対して、「買い時だと思う」と回答したのは30.9%(前年度調査比8.1ポイント増)と前年を上回った。その理由としては「住宅ローン減税などの税制優遇措置が実施されている」が55.4%と最も多く、次いで「不動産価格が安定または上昇しそうだから」が22.6%となった。
 「買い時ではない」との回答は25.9%(同▲14.0ポイント)で、一番多かった理由は「自分の収入が不安定または減少しているから」で、53.0%を占めた。

 「住宅を購入する際のポイントは何ですか」の問いでは、「不動産の価格」が53.3%(同▲9.9ポイント)と昨年に引続き1位。「周辺環境」「交通の利便性」なども50%を超える結果となり、ユーザーは購入に際して生活環境も重視していることがわかった。

 「物件情報の入手方法は何ですか」の質問に対して、全世代では「インターネット・携帯サイト」が66.8%と最も多く、「新聞折り込みチラシ」が60.6%と続いた。「インターネット・携帯サイト」は低年齢層ほど高く、「新聞折り込みチラシ」は高年齢層ほど高い傾向が見受けられ、年代により利用する情報入手媒体に差異がみられる結果となった。

 「何を見て宅建業者を選びますか」の問いでは、1位が「不動産会社のホームページ」で39.7%、続いて「不動産情報誌」が38.3%となった。なお、全体の6割以上が「不動産会社のホームページ」や「物件情報サイト」等のインターネット情報を契機にしていることがわかった。

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