不動産ニュース / 開発・分譲

2009/12/22

住宅・建築物省CO2推進モデル事業の分譲マンション着工/三井不レジ

「(仮称)世田谷区中町三丁目計画」外観イメージ
「(仮称)世田谷区中町三丁目計画」外観イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は21日、分譲マンション「(仮称)世田谷区中町三丁目計画」(東京都世田谷区、総戸数43戸)の建設工事を着工した。

 同物件は、敷地面積3,168.61平方メートル、延床面積3,745.47平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階建て。東急大井町線「等々力」駅下車徒歩11分、「上野毛」駅下車徒歩12分に位置する。

 2009年度第2回国土交通省「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されており、ハード面だけではなく、ソフト面からも省CO2化を実現し、集合住宅における省CO2モデルとなることをめざす。
 具体的には、(1)「エネルギーデザイン」…「太陽光発電システム」など各設備機器による創エネ・省エネ、エネルギーの見える化、グリーン電力証書の発行および販売、(2)「パッシブデザイン」…機械に頼らない、緑化や自然換気システム等による省エネなど、(3)「モビリティデザイン」…カーシェアリングなど日常生活における移動手段による省エネ、(4)「コミュニティデザイン」…「MFRエコクラブ」の設立、エコ活動へのポイント付与などにより省エネ行動を促進、という4つの視点から体系的に商品設計する。

 専有面積は55.25~83.81平方メートル、間取りは2LDK~3LDK。販売は10年11月上旬開始、竣工は11年1月、入居は同年2月開始を予定している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。