日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は21日、運用ポートフォリオの1つである「JPR神宮前432」(東京都渋谷区)のの土地の一部を東京都に譲渡すると発表した。
同土地の一部は、かねてより「東京都市計画事業環状第5の1号線」の事業対象地となっており、また、当該都市計画事業は1946年3月26日に計画決定され、「JPR神宮前432」が位置する神宮前区間(神宮前3丁目~神宮前6丁目)の地上部整備(明治通り拡幅等)については、2004年3月31日に事業認可された。
今般、当該都市計画の決定および事業認可にもとづき、当該土地の取得を企図する東京都と同投資法人の間において、土地収用にかかる協議が調ったため、譲渡を行なうもの。
譲渡面積は、総敷地面積218.12平方メートルのうち、20.11平方メートル。譲渡価格は3億165万円で、譲渡益は1億1,074万5,519円。引渡しは2010年3月31日までを予定している。