(株)毎日コムネットは14日、2009年11月期決算を発表した。
当期(08年12月1日~09年11月30日)は、売上高88億8,200万円(前年同期比▲11.3%)、営業利益4億8,600万円(同▲68.0%)、経常利益3億3,500万円(同▲75.7%)、当期純利益2億7,000万円(同▲95.9%)となった。
不動産ソリューション事業では、開発部門において、新規サブリース物件13棟270戸、自社保有物件(販売用不動産)3棟176戸、新規管理受託物件1棟118戸を開発。一部管理戸数の減少分を差し引き、総管理戸数は152棟6,119戸(前期末比8.5%増)となったものの、販売用不動産の売却については、景気低迷による金融情勢の悪化の影響を受け、販売計画は未達となった。
また、学生マンション部門においては、仲介専門子会社「株式会社学生サービスプラザ」の体制強化を継続し、インターネット情報提供の充実、大学との連携や全国大手不動産会社とのネットワークである「全国ひとり暮らしCLUB」の強化等により安定した入居者確保を図り、管理物件の入居率は、昨年に引き続き4年連続100.0%(09年4月現在)を達成した。
その結果、売上高70億2,936万3,000円(前期比▲12.7%)、営業利益7億148万8,000円(同▲60.8%)を計上。部門別売上高は、開発部門15億9,718万5,000円(同▲46.5%)、学生マンション部門54億3,217万8,000円(同7.2%増)となった。
通期は、売上高101億5,000万円、営業利益6億5,000万円、経常利益5億円、当期純利益2億9,500万円を見込んでいる。