不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/1/22

有利子負債の圧縮を目的に2物件を譲渡、1口当たり分配金は2,938円/CIC09年11月期決算

 クレッシェンド投資法人(CIC)は21日、2009年11月期決算を発表した。

 当期(09年6月1日~11月30日)の営業収益は28億8,900万円(前期比▲7.8%)、営業利益は9億1,500万円(同▲39.1%)、経常利益は3億8,800万円(同▲59.6%)、当期純利益は3億8,700万円(同▲59.7%)、1口当たり分配金は2,938円。

 当期は、有利子負債の圧縮を目的に、「第百生命新宿ビル」(信託受益権、譲渡価格13億円)、「恵比寿スクエア」(信託受益権、譲渡価格68億9,000万円)の2物件を譲渡。また、都市計画の決定および事業認可に基づき協議した結果、「エムズ原宿」(不動産を信託する信託受益権に係る信託財産である不動産の一部、譲渡価格14億1,400万円)を譲渡するに至った。
 当期末のポートフォリオは、オフィス21物件、レジデンス25物件の計46物件、取得価額総額921億1,700万円となった。 

 また、稼働率の維持向上およびテナント賃料の増額改定等に注力し、収益向上に努めるも、稼働率は従来の実績を下回る結果となった。オフィスにおいては、前期末時点の95.78%から92.65%に低下、レジデンスにおいても、89.67%から84.38%と大きく低下。全物件合計の稼働率は、前期末時点の92.39%に対し、当期末時点では87.74%となった。

 次期については、営業収益27億100万円、営業利益11億7,100万円、経常利益6億5,400万円、当期純利益6億5,300万円、1口当たり分配金4,950円を見込む。

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